2021年後半~2022年前半にバブル崩壊!株価は暴落する!!

日経とダウの比較

以前、グーグルトレンドを使った株価予想をした際、「2021年に株価は下落する」と予想をしました。

なぜグーグルトレンドを使ったかと言うと「株価は人間の感情に左右される」と思ったからです。
「株価は企業業績に収斂される」と言います。長期的に見ればその通りだと思いますが、短期的には業績よりも、期待や不安といった人間心理に株価が影響されるのではないか、そして、期待や不安の人間心理は「ググる」という形で検索に表れるのではないかと考え、記事を書きました。

2021年 グーグルトレンドの株予想【株価の天井と暴落 日本株】
2020年12月の株価は上昇、よって次の転換点がくるまではホールド、2021年の株価は下落を予想します。そして、その予想の根拠(仮説)をGoogleトレンドを用いて解説します。

今回は人間心理の面からではなく、実体経済の面から見て「バブル崩壊!株価の暴落」を予想していきたいと思います。
お付き合いいただけたら嬉しいです。

バブル崩壊!株価暴落!!(2021年後半~2022年前半)その理由は?

金融引き締めによる企業の倒産・失業

2020年からコロナ対策として、中小企業・個人事業主・国民に対して、各種給付金・補助金・助成金を都合してきました。

コロナが落ち着き経済が正常化してくると、これらの補助金は打ち切りになるでしょう。

そして、経済が正常化してくるといっても、需要はすぐに回復してこないため、体力のない企業・個人の倒産や失業が予想されます。

需要の低下

また、「経済の正常化⇒需要の回復」には時間がかかります。企業や個人が倒産・失業していてはなおさらです。お仕事をしている方でしたら分かると思うのですが、「緊急事態宣言」が決定すると、その途端にビジネスの売上は低下します。

しかしながら、ワクチンが行き渡り、コロナが収束したとしても、すぐに「旅行・出張・飲み会」となり、需要は増加するでしょうか。

おそらく、そうはならないのではと思います。本当に需要が正常になるまでは数年の時間が必要なのです。その数年の間は回復傾向にあるとはいえ、まだ本調子ではなく、需要は低迷気味になることが予想されます。

インフレ・金利の上昇

最近の報道を見ていますと、「金利の上昇」の可能性がある、というニュースが出るだけでも株価は敏感に反応します。また、投資家たちはインフレに対してもとてもナーバスになっています。

しかしながら、金利の上昇やインフレの加速は避けられないものです。なぜなら、「お金をたくさんバラまき・供給する」という行為そのものがインフレの加速や金利の上昇を誘発してしまうからです。

増税

現在はコロナ禍の緊急対策でお金をバラまいています。ワクチンが行き渡り、コロナが沈静化し、経済が以前のように活気を取り戻してくると、今度はバラまいたお金を回収する必要が出てきます。そこで、政府は増税し回収しようとするでしょう。増税は株価が下がる要因となります。

バブル崩壊!株価暴落を見越した対策とは

株価暴落前に、もう一段の上昇を予想します

これだけの材料が揃っているため、株価の暴落は避けられないと私は考えています。しかしながら、暴落の前に、もう一段の上昇(バブル)があると思います。

その理由は日本のワクチン接種が遅れており、それを投資家から嫌気されているからです。

日経とダウの比較

上の画像は日経平均とダウの比較になります。2021年3月下旬頃から、差が開いてきているのが分かると思います。その理由はワクチンの接種がアメリカは早く、その一方、日本の接種率は芳しくないからです。この状況が是正されれば、日本の株価はもう一段上昇することが予想されます。

もう一段上昇したら、バブル崩壊!株価暴落する前に適当なタイミングで売れ!!

先行しているアメリカの株価が日本より早く暴落しなければ、日本の株価はもう一段上昇するでしょう。そうしたら適当なタイミングで手持ちの株式の半分ほど売ることをおすすめします。

「音楽が鳴っている間は、踊り続けなければならない。」

これは投資格言で、「バブルだと分かっていても、儲けるためには市場に参加し続けるなければならない」ということです。至極最もな格言だと思います。バブルだと気づいたからといって、最初から見ているだけで参加しなければ損しないかわりに儲けることもできません。

「音楽が鳴っていれば踊る必要があります」しかしながら、「踊り続ける必要はない」のです。

貪欲に利益を追い求めず、ほどほどの利益で手持ちの半分ほどの株式を売却しましょう。

バブル崩壊!株価の暴落に巻き込まれない方法はないの?

株価の暴落に巻き込まれない方法はありません

2020年3月に起こった株価の暴落や今回の株価の回復、そしてこれから短期的に来るであろう株価の上昇とその後の大暴落は、コロナという不測の事態と金融政策・実体経済が複雑に絡み合っています。そのため、株式を持っている全投資家が巻き込まれると思います。

そして、株価だけでなく実体経済もボロボロになるので逆回転が始まり、金余りが嘘だったように、お金不足になることが予想されます。

そのとき、困らないためにも、手持ちの株式の半分を現金化し、生活費として蓄えると共に、いざ暴落したときには、「食品関連や電力・ガス・通信などのインフラ系」のような手堅い銘柄を購入するのが良いのではと思っています。

2021年後半~2022年前半にバブル崩壊!株価暴落!!まとめ

「2021年後半~2022年前半にバブル崩壊!株価暴落!!」とは、私の希望でもあります。

もしうまくいけば、グラデーション的に金融引き締めを行い、少しずつ補助金を減らし、ゆっくりと金利を上げ、「バブル崩壊しない」というベストシナリオもありますが、これだけの材料があれば暴落は避けられないと考えています。

そして、今回の暴落は株式市場に参加している人だけでなく、ほとんどの国民が影響を受けてしまう規模になるかもしれないと恐れています。

「バブル崩壊しない」というベストシナリオにはならなかった場合のことも考えておいた方が良いと思い、この記事を書きました。

もし株価が暴落するのであれば、早ければ早いほど傷が浅くて済むため、ベターなシナリオとして、「2021年後半~2022年前半にバブル崩壊!株価暴落!!」が私の希望という言い方をしました。

お金を儲けることも大切ですが、守ることも大切にしていきたいですね。

タイトルとURLをコピーしました