自治会(町内会)役員の仕事が面倒!しなくちゃいけないの?YouTube動画で解説
自治会(町内会)役員の仕事が面倒!しなくちゃいけないの?【お悩みのご相談内容】
初めまして。私は神奈川県在住の37歳、小学生の子供と二人で暮らしています。コロナで収入が半減した為、県の優遇措置で昨年秋、県営団地に入居することができました。
家賃が安いので、当初はとても嬉しかったのですが、今年に入り、ドアポストに今期の自治会の役員当番なので〇月〇日に集会所へ来るようにという手紙が入り、ご近所に誰も知り合いがいない状態で、流されるまま、自治会の総務という役員を引き受けました。
内容は棟の会費を集めたり、清掃の出欠を取ったり、会合のまとめをしたり、議事録や報告書などの資料を作ったりと、仕事量が思いのほか大きいです。また、会合が月に3回もあり、仕事の調整をつけながら出席しています。小学生の子供をそのたびに留守番させたりもし、気がかりでもあります。
先日も会費のことで金額が合わないというトラブルがあり、会計さんから電話で罵倒されました。気持ちがとても折れてしまっているのですが、そもそも自治会にこんなに拘束される必要があるのでしょうか。来年春までの任期を考えると気持ちが重くなります。
ご相談者様の背景
• 神奈川県在住・37歳・シングルマザー
• 子供は小学校2年生(男子)
• 飲食店でパートをしていたがコロナのために失職。現在はデイサービスで介護職パートとしてフルタイム勤務
•現在の仕事を機に静岡から神奈川県に引っ越してきたため、近くに知り合いがいない
まずは1年間やってみましょう
自治会(町内会)の任期は1年間ですね。面倒だな・やる意味あるのかな?って思っても、まずは1年間やってみましょう。
人間は群れで生きている、自治会(町内会)役員の仕事を引き受けることで良いこともあるはず
ご相談者様は、「自治会(町内会)のみんなで、夜、地域をパトロールして楽しかった」「団地の人に饅頭のお土産をもらって嬉しかった」という話をしていましたね。
自治会(町内会)の仕事はお金にもならず、面倒に思うところも多いと思いますが、このように良い点もあるはずです。
また、神奈川県に引っ越してきたばかりなので知り合いがいない、とおっしゃっていたご相談者様にとって、自治会(町内会)の活動は、知り合い作りにもなるはず。
人間はもともと群れで生きていますので、幸福は環境からやってくる要素も大きいと思います。
自治会(町内会)の活動を積極的に行い、感謝されたりご相談者様が好かれることは、ご相談者様自身の幸福にもつながると考えます。
できること・できないことの線引きをしっかりしましょう
ご相談者様は、お仕事を持っていたりお子様がいる中で、自治会(町内会)の活動との両立に苦労なさっているようですね。
「できること・できないこと」をしっかり伝えることが大切だと思います。
例えば、月に3回の会合があったとしても「この日は用事があるので行けません」、「会計のことは専門外なので、ここまではやりますけど、それ以上は分かりません」など、「できること・できないこと」の線引きをしっかり伝えることは大切です。
役員の指名をしてきたのは周りのみなさんで、ご相談者様はその面倒な役割を引き受けてくれた、感謝されるのが自然な人なのです。
しかしながら、「できること・できないこと」の線引きをしっかり伝えなかった場合、「あまり会合に出席できない責任感のない人」「仕事を任せてもろくにできない人」と思われかねません。
「スケジュール的にできる・できない」「能力的にできる・できない」を伝え、できるところは積極的にやってみる姿勢が大切なのではないでしょうか。
できる仕事は積極的にやってみて、自治会(町内会)役員の仕事を楽しんでみる
「できること・できないこと」をしっかり伝えた上で、できる仕事については、積極的に機嫌よくやることが大切だと思います。
そうすれば、周りの人がご相談者様のことを好きになり、それはあなたの幸せにもつながると思います。
「面倒だな」と思うことも多いと思いますが、1年間の任期を楽しんで取り組んでいただけると嬉しく思います。
お悩みのある方は是非お問い合わせください
お悩みに関して相談したい方は、下記の問い合わせフォームからお問い合わせ下さい。
お力になれる範囲で回答させていただければと思います。