チベット体操を念入りにやった日は、寝ようとしている時に、頭に振動が伝わって、自分が溶けていく感覚になることが時々ある。
(筋トレ・ストレッチを兼ねて、毎日夕飯前にチベット体操をしている)
それは、宇宙の根源と一つになりかけている変性意識状態かもしれないし、あるいは亡くなってしまうことと紙一重かもしれない。
そういう状態になると、心地良い反面、自分がいなくなってしまう怖さがあって、隣で寝てる妻の手を握って、現実に戻ってくる。
この状態になると、自分と他の人や動植物・その他の物質とは1つであること、世界は振動(波動)であることを感じる。そして生まれたからには、世界に向けて良い振動を発して、良いことができるといいなぁという想いになるが、普通の意識状態に戻ると、精神性も普段に戻る。
普段の状態とこの状態を何回か繰り返すと、死ぬということがそう悪いことでないような気がしてくる。
そして、普段の意識に戻らないということを選べば、いつでもそれはできるような気がする。
いつでもできる気楽さを持って、自然発生的に生まれたからには、自然に亡くなるまでは生きてほしいと言いたくなる。